螢火 [Keika] [Hotaruhi] lyrics
Songs
2024-11-14 21:13:29
螢火 [Keika] [Hotaruhi] lyrics
幽けき 夢現と
冷め逝く 時の中で
泳げぬ 月の蜜に
浮かべてた 匂艶
別れは まだ近くに
遮る 川は深く
泡沫に 遊ぶ灯火
儚げに 消えてゆく
朱く朱く この 契りをしるべに
小さく寄り添い 繋ぐ指
あの日見つけた 朧の月は
私の胸を 今も焦がして
あなたが紡ぐ 月の 美し詩
過ぎし儚き 記憶の底で
眠るあなたの 声が聞きたくても
今はただ嘆きの歌
響く
現世惑いの蝶
夢幻に 色を返す
おぼろげに 揺れる光に 包まれ 灯は眠る
千切れた 赤い糸を括る
ふわりふわり 舞う 螢火が滲む
あの陽の向こう 遠く夢見た
私は独り 今もこの地で
あなたは遠く 別つ あの彼方
過ぎし儚き 記憶の先で
眠るあなたの 声が聞きたくても
今はもう聞こえなくて
『ごらん 螢が 昇る』
星が ささめき 紅涙に消える
幸せは 過去になり
私は今も あなたを待つ 一羽の鳥で
ねえ 踏み出せる?
あの日見つけた 朧の月は
私の胸に 今も漂う
あなたがくれた美しい誓い
過ぎし儚き 記憶の底で
眠るあなたの 声が恋しくても
今はただ嘆きの歌
響いてる
追憶の夜は
淡く光に溶ける
帰れない道で
今もあなたが咲う
- Artist:ELFENSJóN
- Album:EINHERJAR