とんぼ [Tonbo] lyrics
Songs
2024-11-13 21:54:25
とんぼ [Tonbo] lyrics
コツコツとアスファルトに刻む
足音を踏みしめるたびに
俺は俺で在り続けたい
そう願った
裏腹な心たちが見えて
やりきれない夜を数え
のがれられない闇の中で
今日も眠ったふりをする
死にたいくらいに憧れた
花の都“大東京”
薄っぺらのボストン・バッグ
北へ北へ向かった
ざらついたにがい砂を噛むと
ねじふせられた正直さが
今ごろになって
やけに骨身にしみる
ああ しあわせのとんぼよ どこへ
お前はどこへ飛んで行く
ああ しあわせのとんぼが ほら
舌を出して笑ってらあ
明日からまた冬の風が
横っつらを吹き抜けて行く
それでもおめおめと
生きぬく俺を恥らう
裸足のまんまじゃ寒くて
凍りつくような夜を数え
だけど俺はこの街を愛し
そしてこの街を憎んだ
死にたいくらいに憧れた
東京のバカヤローが
知らん顔して
黙ったまま突っ立ってる
ケツの座りの悪い都会で
憤りの酒をたらせば
半端な俺の骨身にしみる
ああ しあわせのとんぼよ どこへ
お前はどこへ飛んで行く
ああ しあわせのとんぼが ほら
舌を出して笑ってらあ
- Artist:Tsuyoshi Nagabuchi
- Album:とんぼ