揺籠の葬歌 [Yurikago no hofuri uta] lyrics
Songs
2024-11-14 22:06:24
揺籠の葬歌 [Yurikago no hofuri uta] lyrics
揺れて返す水面に映る月は
遠い過去に亡くして行った面影
花のように 咲き誇る 命さえ
消え散り逝くが 運命
白く滲んだ 下弦の月 見上げて
いつか凍てつく夜を
超えたのならば
醒めるのでしょうか
消えた 灯りの中で
揺れる揺籠よ
いつか 時の果てまで
流れたならば
叶うのでしょうか
灰は灰となり今 虚空に 葬って
揺れる柩に 手を振る 私には
絶え間ぬ 絲を紡ぐ 運命が
沈み別れ逝く 貴方の姿よ
葬る歌と 共にあれ
いつか 流転の森を
越えて再び
出逢えるのでしょうか
冷えたその掌を握りなおして
箱庭は やがて溶け往く
まだ巡る運命
囚われの檻で
見つけたわたしが辿る
記憶のその続きを
貴方と
永久に目覚めぬ 柩の揺籠の中へ
- Artist:ELFENSJóN
- Album:EINHERJAR