性と文化の革命 [Sei to bunka no kakumei] [English translation]
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2024-11-08 02:10:25
性と文化の革命 [Sei to bunka no kakumei] [English translation]
土曜の夜に 町を歩いてごらん
どこのホテルもばっちり満員さ
明日は会社が 休みだから
いくらつかれたって かまわない
だから だれもかれもが 今夜をねらう
もしもみんなが好きな時に彼女を
抱けるひまと場所と金をよこせと
さわぎだしたら さあたいへん
しばりつけることは もうできぬ
きっと誰かさんは こまるだろう
一度団地の中を歩いてごらん
どこの家庭も子供は二人か三人
何人子供をつくるのかを
きめるのは給料で二人じゃない
だからどこも子供の数は同じ
もしもみんなが好きなだけ子供を
つくれる金と場所とひまをよこせと
さわぎだしたら さあたいへん
人はふえるはやとわにゃならぬ
きっと誰かさんは あわてるだろう
おえらい方がこのごろ言い出した
若い人がこのままじゃかわいそうと
欲求不満のはけ口さえ
つくってやれば さわぎはしない
だから赤線をふっかつしようと
もしもみんながたくらみに気がついて
赤線よりも自由が欲しいんだと
さわぎだしたら さあたいへん
安全弁が ふきとんじまう
きっと誰かさんは逃げ出すだろう
だけどみんなは 知らないうちに生きてる
誰かさんの都合のいいように
そんなお前にしこんだのは
おやじおふくろそして先公
TV 新聞 週刊誌マスコミさ
今日も町をあやつり人形どもが
でかいつらしてふらふら歩いてく
だれかがくしゃみをしたら みんなが
かぜをひいてしまうような
とてもよくできた お笑いさ
- Artist:Nobuyasu Okabayashi
- Album:Miru mae ni tobe (1970)